2010年、マザー・テレサがこの世に生まれて100年――。
この記念すべき年に行われる「生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭」では、その奇跡ともいえる活動の数々を記録した、現存する国内外のドキュメンタリー7本を一挙上映いたします。これだけの作品を一堂に集めるのは
“世界初”の試みとなります。
宗教や人種をこえて、世界中の貧しい人々のために生きたマザー・テレサ。1979年にはノーベル平和賞を受賞。1997年に惜しまれながら亡くなるまで、彼女はその行いによって「愛」とは何かを世界中に示し続けました。「愛の反対は憎しみではなく無関心です」「わたしたちは大きなことはできません。ただ、小さなことを大きな愛でするだけです」――。彼女が残した数々の言葉は強く、優しさに満ちています。
英国BBC放送がマザー・テレサの活動に密着し、全世界にその全貌を初めて知らしめた記念碑的作品『すばらしいことを神さまのために〜Something
Beautiful For
God〜』(69年)、日本人として初めて彼女の撮影を許された千葉茂樹監督による生誕100年特別記念作品『マザー・テレサと生きる』(09年)など、名作・新作を交えた珠玉のドキュメンタリーが映し出すのは、いまなお確実に生き続けているマザー・テレサの精神です。
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